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2020-11

推敲!

記述問題にせよ、作文問題にせよ、解答を書き上げたあとの推敲作業を適切に行うことができれば、解答の安定感をグッと増すことができます。

そもそも推敲とは何かというと、「文章をよくするために、何度も練り直すこと」です。唐代の中国の故事成語であり、ある人物が詩を作っている時に、「推」という字と「敲」という字、どっちを使おっかな~~と悩みに悩んだよ、というお話から出来た言葉です。

推敲作業にはいくつかのコツがありますが、その基本は文章のルールを知っていることです。



①主語と述語を確認する。

まず主語と述語が判別できることが前提にはなりますが、主語と述語だけを抜き出したときにおかしくなる文章は修正が必要です。

例「私の今年度の夏期講習における目標は、朝早くから、定期テストで最低でも80点をキープするために、気合を入れて勉強しなければならない。」

問題だらけのこの例文ですが、まずは主語と述語だけを抜き出してみます。


主語「目標は」

述語「したい。」


繋げると、「目標は、したい。」 既におかしいのですが、まだ少しわかりづらいので、主部と述部を抜き出します。


主部「私の今年度の夏期講習における目標は」

述部「気合を入れて勉強しなければならない。」


これを繋げて読んでみると、誤った日本語であることが一目瞭然となりますね。


主部に合わせて述部を「気合を入れて勉強することだ。」にするか、述部に合わせて主語を「私は今年度の夏期講習において」とすれば、主語と述語の関係が正しくなります。




②修飾語と修飾される語をなるべく近づける。

例「私の今年度の夏期講習における目標は、朝早くから、定期テストで最低でも80点をキープするために、気合を入れて勉強することだ。」

頭に思いついたまま書き連ねていくと、妙に読みづらい文章になるのは大抵これが原因です。

「朝早くから」という情報が、「勉強する」と距離的に離れすぎているために、文章の要旨が分かりにくくなっています。

ひどい時には、直後にある文節と繋げて読まれてしまい、「朝早くから定期テストがあるの?」と思われる可能性すらあります。

「朝早くから勉強する」 という風に、なるべく近づけるようにすれば自然と防ぐことが出来ます。

ついでに、「私の」と「目標は」も近づけた方が読みやすくなります。


例「今年度の夏期講習における私の目標は、定期テストで最低でも80点をキープするために、気合を入れて朝早くから勉強することだ。」




③長い文を避ける → 二つに分ける

↑先ほどの段階で、例文の文章としての破たんは解消されました。

先ほどのようなミスを防ぎ、なおかつ読みやすい文章にしていくためには、一文が長くなりすぎないようにすることが大切です。

この例文くらいの長さならばまだ大丈夫ですが、もっと長くなってしまったときには、どこかで文章を区切るしかありません。その際、何も考えずに文章を分けると、また主語と述語の関係がおかしくなってしまうことがあるので、言葉を変えたり足したりして調整する必要はあります。

むしろ今回の例文くらいの長さだと、無理に分けようとしても変になってしまうので、別の方法を考えましょう。




④長い文を避ける → 要らない部分を削る

長文を避けるもう一つの手段は、そもそも要らない部分を削ること。

ただの作文ならある程度自由ですが、テストでの解答や小論文においては、不要な部分は極力削るのが鉄則です。大事な部分まで削ってしまってはいけませんが、無くてもいい文節があるならば、本当にその文節が必要なのかどうかをよく考えましょう。それこそ推敲です。

今回の場合、「80点」という目標点まで具体的に示す必要があるかどうかから考えましょう。


例「今年度の夏期講習における私の目標は、毎日朝早くから勉強することだ。」




⑤そもそも話の中身はおかしくないか?

言っている内容が根本的におかしければ、どれだけ文章を直したとしても意味がありません。

文章そのものを書き直すハメになるので、文章を書き始める前の段階でしっかり精査しておきましょう。


……気づきましたか?

「朝早くから勉強する」のは、「夏期講習の目標」としてはおかしいですよね?

どちらかといえば、それは「夏休みの目標」でしょう。生活習慣の話ですからね。



例「今年の夏休みにおける私の目標は、毎日朝早くから勉強することだ。」


ということで完成です。猛烈に短くなりました。

スッキリしましたよね。



「テストの時にこんなにじっくりと推敲してられないよ!」という意見もあるかと思いますが、この練習を日ごろからしていると、だんだんと初めから正しい文章が書けるようになるものなのです。

文章が書けない人はいませんが、正しい内容の文章をしっかり書ける人は多くはいません。

正しい内容の文章を書ける人のなかでも、頭にスッと入ってくる文章を書ける人はさらに貴重です。

一筆入魂、全ての表現に全力をかけましょう!
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はじめまして

ご紹介いただきました新メンバーの村上です!よろしくお願いします!
これからはこのブログをちょくちょく更新させていただきます。

ブログ…懐かしい響きです。SNSが主流の今では、個人ブログもあまり見かけなくなりました。
しかし、かつて私が初めてパソコンを触ったころには、まだブログすら存在せず、テキストサイトなるものが人気でした。

テキストサイトとは何かというと、管理人の日記や、とりとめのない駄文、あるいは新しいゲームや機械のレビューなどを、ただただ「文章」で展開するサイトです。
動画サイトなんかもまだ無かったですから、テキストサイトは「文章」が生命線。運営していた方々は連日、競い合うように面白い「文章」を書いてアップしていたように思います。まさにその方たちは「文章」を武器にする在野の才能だったわけです。もちろん、数多のサイトがありましたから、文章の質は玉石混交だったでしょうが…。

本当に面白いものを読むと、自分でも書きたくなるのが人間の性。もちろん私も例外ではなく、当時は小学生と言えど、ネットではたとえ小学生でも自分から発信することが可能なので…っと、これ以上は黒歴史に触れそうなのでやめましょう。
ともかく、子どもの頃の私にとって「文章」とは、発展していくインターネットと絡み合う刺激的な”娯楽”に他ならなかったのです。好きなように「文章」で遊んでいたら、いつの間にか、国語を武器にするようになっていました。

今や、スマホから誰でも動画をアップロードする時代です。そして『いいね』の3文字ですべて完結してしまう。
この新時代において、年々国語力の重要性が深刻に訴えられるようになっていることは、きっと偶然ではないのでしょう。

ブログ、いいですね。あの時代の残滓とも言えるこの形式から、国語の大切さ、面白さを伝えられたらと思います。



ちなみに、我が家では猫を飼っているので、対抗して写真を撮ってこよう!と思っていたのですが忘れてました。また機会があればお見せ…するかもしれません。

新メンバー

考え得る限りの感染対策をして指導を続けています、こんにちはキツナイです!

私事ですが、家族が増えまして。


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3歳の柴mix犬♂です。
先日、保護犬を譲り受けてきたんです。


保護犬は初めてだったので多少の不安はありましたが
粗相もしないしお散歩は横について合わせて歩いてくれるし
とても良い子で安心しました。

おかげで毎日の散歩がルーティンに加わり
劇的に歩数が増えて、これで少しは健康になれるかなと思います(笑)

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ペットショップにいる子たちももちろんかわいいですけど
ペットを「売り買い」するのが、ちょっと、個人的にしっくりこないんですね。

シェルターのペットを引き受ければ、一度は棄てられた命を救うことにもなります。
この子も、あと2週間で処分されてしまうところでした。

費用の面で言っても、ペットショップから迎え入れるより破格で済みますし
おススメですよ。

この子の場合は、去勢済みだったので
その費用とワクチン代、合わせて5万円だけでした。

こちらでお世話になりました。


それはさておき。
新メンバーというのがもう一人いまして。

国錬ゼミに村上という講師が仲間に増えました。
おそらく近々、ブログを更新してくれることと思います。

こちらも乞うご期待!

文房具

こんにちは! 明日、新しい家族を迎える予定のキツナイです!


「新しい家族」についてはまた今度お話しするとして

先日、見ちゃったんです。。。。。
ウワサの、透明消しゴム!


CE.jpg

萌昇ゼミの京山教室で生徒が使っているのを見たんです。
国錬ゼミの授業はここでもやってるんですよね。



すごいねこれ! ホンマに透明!笑
小さいころによく遊んだプリズムみたい!
prism.jpg



文房具って、ワクワクしますよね!

LOFTの文房具コーナーとか行ったら
閉店までいられるもんね(笑)



そんなボクのお気に入りの文房具、ご紹介しますね。

Kawecoという、ドイツのブランドの万年筆です。

FP1.jpg

全体がブラス、つまり真鍮でできていて
重いんですけど、他にはないさわり心地。
そして開け閉めの時の音がまたイイんです。

FP2.jpg

書き心地も大満足の、お買い得な一品です(笑)。

単数形のthey

先日、人生初の七草がゆを食べたキツナイですこんにちは!


今日はちょっと難しいけど興味深い英語のお話。

単数形のthey、です。


昨年の秋、アメリカの主要辞典「メリアム・ウェブスター辞典」(The Merriam-Webster Dictionary)の「they」の語義に、「単数形のthey」の新たな語義と用法が加えられました。


どういうことかという説明の前に、次の例文を見てください。


Everyone has his own idea.
(人にはみな自分の考えがある。)

この英文には直した方が良い部分があります。どこでしょう?





正解は「his」。

以前は、「人」の総称としてheを使うことはOKとされていましたが、
昨今は男女平等の観点から、he or sheあるいはs/heのように併記するのが当たり前となっています。

ただ、これも面倒だし、いちいち併記しなければならないのでとても不自然。


じゃぁ、ということで生まれたのが「単数形としてのthey」です。

これを使うと、


Everyone has their own idea.

となります。

ただ、「everyone」は単数名刺なので、従来の文法から言えばtheirで受けるのは明らかに間違い。
だから、男女の権利意識が強いアメリカでも今まではあまり浸透してきませんでした。



今回のようなオモシロ記事、毎月発行している萌昇通信でもたびたび紹介しています。
ぜひご覧ください! そして記事はまだ続きます↓





ここ最近になってこの用法が浸透しつつある背景には、

メンドクセ。

という理由以外にも、
「男性でも女性でもないという性自認を持つ個別の人について使われる」場合がある、という側面があります。



さらに、この単数形としてのtheyは、
古くはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』(1865年)で使われていたり、
シェークスピアやジェーン・オースティンなども使っていることが、上記の辞書では紹介されています。


とはいえ、「文法的には」正しいとは言えない使い方でもあるので、アメリカで反対派がいることも事実ですし、

ましてや日本のテストで「単数形のthey」が正解になるとは思えません。
(「新しい常識」に敏感で、柔軟な先生ならOKをくれるでしょうけどね)



それでも、「you」という単語はそもそも複数形だったものが何世紀もかけて単数形としても定着したという歴史があります。
いずれはyouと同じような扱いに、近い将来なっていくんでしょう。


そもそも言葉なんてものは生き物で、時と共に変化していくもの。

時代とともに言葉は変わる。僕たち人間だって、変わるべきところは変えていかないと、
生き残れませんね。


最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!^皿^b

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